企業でも個人でも、定められたルールに従って「ごみ」を適正に処理しなければいけません。
しかし、なかには定められた基準を無視して、山林や原野に勝手に捨てる人や会社があります。このように、規則に反して捨ててしまう行為は、近隣の迷惑になることはもちろん、環境にも悪影響をおよぼします。この行為が不法投棄です。
正しい処理方法をおこなわずに不法投棄された廃棄物からは、有害物質が漏れだし、環境破壊を引き起こすこともあります。
その場合、地域の土壌や水質に重大な被害を与えかねません。
絶対に許せない行為です。
廃棄物をみだりに捨てることは禁じられています。
処理業者が不法投棄した場合、その処理を委託した企業にも責任を負う義務があります。委託した後は無関係というわけではありません。
不法投棄した場合、5年以下の懲役または1000万円(法人には3億円まで加重ができる)以下の罰金にするなど、厳しい罰則が設けられています。
また、不法焼却についても、平成16年の法改正で不法投棄同様の罰則が設けられました。
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